「110番通報」の適切利用を 伊勢署員ら商業施設で啓発 三重

【買い物客に啓発チラシを手渡す署員=伊勢市船江のミタス伊勢で】

【伊勢】「110番の日」の10日、三重県警伊勢署は伊勢市船江の商業施設「ミタス伊勢」で、110番通報の適切な利用を呼びかける啓発活動を実施した。

署員や地域交通安全活動推進委員協議会の約15人と、県警マスコット「ミーポくん」が、110番の利用方法や通報のポイントなどを記載したチラシを買い物客らに手渡し、協力を呼び掛けた。

署によると、昨年の11月末までの管内の110番受理数は7011件。中には、誤発信や落とし物、免許証更新の問い合わせなど、緊急性のない電話もあるという。

下池綾祐地域課長は「110番は緊急専用ダイヤル。緊急でない相談ごとや問い合わせは、地域の警察署や専用の相談電話(♯9110)へお願いします」と話していた。