農水大臣賞受賞に尾鷲・宮之上小の東さん 「ごはん・お米とわたし」作文・図画コン

【東さんの作品「家族で刈ったお米は世界一!!」】

全国農業協同組合中央会が主催する「第48回ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクールの表彰式が6日、東京都千代田区平河町のJA共済ビルであり、三重県から、図画部門で農林水産大臣賞に輝いた尾鷲市立宮之上小学校6年の東彩葉さんに表彰状が贈られた。

【賞状を手に持つ東さん=東京都千代田区平河町のJA共済ビルで】

コンクールは、小中学生に稲作や米飯の大切さ、農業について知ってもらう目的。作文と図画を募集し、全国から作文部門に3万649点、図画部門に4万2943点の応募があった。両部門で農林水産大臣賞など上位入選作品20点が選ばれた。

受賞した東さんの図画「家族で刈ったお米は世界一!!」は、東さんが小学校低学年の時、汗をかきながら家族全員で稲刈りし、収穫したお米がとてもおいしかったことが印象に残っており、当時を思い出し描いた。稲穂が全体に描かれ、背景の深い緑も、稲の黄緑色、穂の黄色を引き立て、豊かな実りをもたらしてくれたことが分かる作品となっている。

東さんは「受賞できてうれしい。背景の山を描くのを頑張ったのでみてほしい。お米が好きなので、これからも稲作の手伝いをして、おいしくご飯を食べたい」と話していた。