2011人、大人の第一歩 津で「20歳のつどい」

【晴れ着姿で「津市20歳のつどい」に出席する参加者=津市北河路町の「サオリーナ」で】

【津】成人の日(8日)を前に7日、津市北河路町の市産業・スポーツセンター「サオリーナ」で「津市20歳のつどい」(津市、同つどい実行委員会主催)があり、本年度20歳を迎える対象者2011人が晴れ着やスーツ姿で参加した。

コロナ禍での2部制から4年ぶりに全員が一堂に会した。式典は48人の実行委員が「だんけ津しよう」をテーマに企画し、中学時代の恩師からのビデオレターの上映や同市出身の津軽三味線奏者、駒田早代さん(24)の演奏などがあった。

前葉泰幸市長はテーマと重ね「若い力で、優しい気持ちで、ふるさと津を思う―の3つの気持ちで団結して」とあいさつ。

実行委員長の松浦幸之助さん(20)=東観中出身=は「地元津市の人、町が好き。助け合いながらこれからの津市を盛り上げていきたい」と力を込めた。

副実行委員長の荒巻佳穂さん(20)=南郊中出身=は「コロナ禍で普通の生活の尊さや支え合う大切さを考え直すことができた。大人の第一歩を生まれ育った津市で迎えられうれしい」と述べた。