琴の音に乗せ絵本読み語り 亀山市立図書館で新春企画 三重

【中村代表(右端)の絵本の読み語りに合わせて琴を演奏する星野さん(中央)と奥岡さん=亀山市御幸町の市立図書館で】

【亀山】三重県の亀山市立図書館(井上香代子館長)は6日、同市御幸町の同館文化情報プラザを会場に、新春特別企画「琴の音色にのせて絵本読み語り」を開き、子どもらは絵本の読み語りを、大人は琴の音色を楽しんだ。同館で約五年前から定期的に琴の演奏と絵本の読み語りをしている、市民ボランティア団体「絵本読み語りことことの会」(中村陽子代表)が協力した。

同会の星野ひろみさん(66)と娘の奥岡久美子さん(40)の親子が十三弦琴で、中村代表(69)の絵本「おつきさまこんばんは」の読み語りに合わせて演奏した。ほかに、新春にふさわしい「春の海」と「千鳥の曲」の琴の合奏や、絵本「さくらの谷」、「ほしをさがして」などの読み語りもあった。

井上館長は「琴の音色が館内に流れると、図書館に訪れた人らが立ち止まって、琴の演奏と絵本の読み語りを楽しんでいました」と話していた。