新型コロナ、6週連続で増加 三重県内感染状況

三重県は5日、先週(先月25―31日)の新型コロナウイルス感染状況を公表した。県内の新規感染者数は1医療機関あたり平均5・79人。前週の1・18倍に当たる。

県によると、1医療機関あたりの新規感染者数の平均が増加するのは6週連続。13週間ぶりに5人を超えた。1日あたりの新規感染者は、前週より100人多い400人と推計される。

確保病床の入院者と一般病床の入院者を合わせた在院者数は前週同一曜日比42人増の195人。6週連続で増加した。重症者は1人となっている。

保健所管内別の1医療機関あたり感染者数は、桑名13・1人▽四日市4・9人▽鈴鹿5・89人▽津6・36人▽松阪4・13人▽伊勢3・73人▽伊賀3・25人▽尾鷲2・5人▽熊野1・5人―となっている。

県の感染症・情報プロジェクトチームは「新規感染者数の伸び幅は大きくないが、引き続き増加傾向にある。来週中に結果がまとまる年始の感染状況を注視したい」としている。