第103回全国高校ラグビー大会は30日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で２回戦16試合があり、ベスト16が出そろった。２回戦からシード校が登場する中、ノーシードの三重代表、朝明＝12大会連続14回目＝は、前年度優勝校のＡシード、福岡代表の東福岡＝24大会連続34回目＝に０―71で敗れてベスト16入りを逃した。
前半３分に先制トライを許すと、２分後にはキックを取られて逆襲されるなど前半だけで６トライ、後半も５トライを奪われた。
前半はＳＯ浅場博登のキックを生かして敵陣に攻め込む場面を作ったが、後半はラインアウトが取れず攻めあぐねた。
リードを71点に広げられた試合最終盤、粘り強くスクラムで反則を奪うと、連続攻撃でゴールラインまで迫ったが、トライを挙げることはできなかった。
朝明・保地直人監督の話 後半はラインアウトが取れなかった。もっと準備してきたことをやろうと思っていたがやらせてもらえなかった。それでも最後までベストを尽くそうっていうのはできた。最後点を取りたかった。