「Wood Bell」破産手続き開始決定 四日市の建設会社 三重

帝国データバンク四日市支店は27日、三重県四日市市広永町の建設会社「Wood Bell」が、津地裁四日市支部から破産手続き開始決定を受けたと発表した。決定は18日。負債は約6千万円の見込み。

支店によると、同社は平成29年8月に設立。東海圏を中心に住宅の建築やリフォーム、コンクリートの打設工事などを手がけ、令和2年7月期には約2億6千万円の年売上高を計上していた。

一方、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って受注が減少し、令和3年7月期の年売上高は2億4500万円に落ち込み、赤字決算に。厳しい資金繰りが続いて業況改善の見通しが立たず、事業を停止した。