【度会郡】今年の茶の出来栄えを競う「第46回伊勢茶品評会」の褒賞伝達式がこのほど、三重県の度会町役場であった。
同町は県内有数の茶所として知られ、町内の茶畑の面積は約105ヘクタール。町産のお茶のPRや製茶技術向上を目的に、同町茶業組合の生産者らが4月下旬に収穫して製茶加工した一番茶を2つの品評会に出品し、計2点が入賞した。
入賞者は、伊勢茶品評会深蒸し煎茶の部二等=畑中製茶・畑中晃さん、三等=畑中製茶・畑中勇作さん。
伝達式に出席した畑中勇作さん=同町立岡=に中村忠彦町長が賞状を手渡し、「こうしたら良くなるなどの議論を尽くしながら、これからもおいしいお茶を作っていただきたい」と激励した。
畑中さんは「お茶は地域で採れた茶葉を地元の水で入れるのが一番おいしい。丹精込めて作っているので、日頃から地元産のお茶を飲んでもらいたい」と話した。