三重大病院直通バス運行へ 津駅東口間、来月4日から 三重

【来年1月4日より運行を開始する「みえブルーライン」=津市江戸橋の三重大学医学部附属病院で】

【津】三重大学医学部附属病院では、患者の移動確保や利便性の向上、周辺道路の渋滞緩和につながるよう、津駅東口を結ぶ直通バス(愛称「みえブルーライン」)の運行を来年1月4日から開始する。

同直通バスは、三重交通の運行。鮮やかな青色をベースに同病院のマスコットキャラクター「ミーベ」と「ミッピ」が描かれたラッピングバスで、月―金曜日(土日祝及び年末年始を除く)、午前8時から午後3時45分の間、津駅から同病院を直通で運行する。

運賃は大人230円・子ども120円だが、降車時に診察券・紹介状の提示をすることで本人及び同伴者の運賃は病院負担とし、利用者の利便性向上を図っている。

25日に同病院でお披露目会が行われ、同病院の池田智明病院長、三重大学の伊藤正明学長、三重交通の田端英明社長らが出席し、バスの外観発表と内覧が行われた。

【お披露目会に出席した田端社長(左から2人目)、伊藤学長(同4人目)、池田病院長(同5人目)ら=津市江戸橋の三重大学医学部附属病院で】

池田病院長は「三重大学病院には電車を使って来られる患者さんも多い。バスの運行により、利便性の向上につながれば」、田端社長は「先日納車した新型のバス。交通を通じて地域に貢献できる機会をいただきありがたい」、伊藤学長は「大学病院が皆さまの安心できる場所であるというメッセージを乗せて走っていただきたい」とそれぞれ話した。