玉城町がポイント還元で生活支援 デジタル地域通貨「たまネー」活用 三重

【たまネーを活用した20%ポイント還元キャンペーンをPRする職員=玉城町役場で】

【度会郡】物価高騰の影響を受ける町民の生活と町内の事業者を支援するため、三重県玉城町はデジタル地域通貨「たまネー」を活用した「20%ポイント還元キャンペーン」を実施している。期間は来年1月31日までだが、予定額に到達次第、早期終了する。

同町商工会と連携し、今回で第3弾となるキャンペーンは、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、総事業費4千万円。たまネーを取り扱う町内の約78店舗で、たまネーを使って支払った金額の20%がポイント還元される(一人最大1万ポイント)。利用期限は来年2月29日まで。

たまネーを利用するには、商工会か町役場で「たまネーカード」を発行するか、スマホアプリ「chiica(チーカ)」のインストールが必要。町外の人も利用できる。

町産業振興課の里中和樹課長は「前回も評判が良く早期終了してしまったので、年末年始の時期に早めに使ってもらえれば」と話していた。

問い合わせは同課=電話0596(58)8204=へ。