課目試験で不正行為 陸自明野、一等陸曹を減給処分 三重

【伊勢】課目試験で不正行為をしたとして、陸上自衛隊明野駐屯地(三重県伊勢市)は14日、飛行教導隊に所属する50代の男性一等陸曹を減給30分の1(1カ月)の懲戒処分にした。

駐屯地によると、男性は昨年11月15日に課目試験を受けた際、カンニングペーパーを持ち込む不正行為をした。発見した隊員が報告し、発覚した。男性は「深く反省している」と話しているという。

航空学校長の更谷光二陸将補は「今後、規律の維持についてさらに服務指導を徹底するとともに、個々の心情把握により健全な隊員の育成に努め、このようなことが起こらぬよう、万全を期していく所存」とコメントした。