【亀山】亀山署と亀山地区交通安全協会は11日、三重県亀山市本町1丁目の県立亀山高校で、自転車で登校する生徒らにヘルメットの着用を呼びかけた。
全校生徒587人のうち、自転車通学をしている生徒は約300人。
同署交通課の田中孝治課長と同協会員6人に同校生徒会役員ら計15人は、正門前と裏門の2カ所に分かれ、「車道は原則、左側走行」、「自転車利用者は、ヘルメット着用の努力義務」など自転車安全利用5則が書かれたチラシと車輪のリブに取り付ける反射材を手渡し、「ヘルメットを着用してください」と呼びかけた。
生徒会の2年生、塩見咲七副会長(17)は「自転車に乗るときは、ヘルメットの着用に心がけている」、田中課長は「身の安全を守るためにも、ヘルメットをかぶる意識を持ってほしい」と話していた。
同署によると今年現在、同署管内の自転車走行中の交通事故による負傷者は10人でうち、高校生が5人という。