破魔矢づくり最盛期 伊勢の猿田彦神社

【新年の縁起物「破魔矢」づくりを進める巫女たち=伊勢市宇治浦田の猿田彦神社で】

【伊勢】三重県伊勢市宇治浦田の猿田彦神社で、参拝客らに授与する招福の縁起物「破魔矢」づくりが最盛期を迎えている。

破魔矢は、朱塗り(長さ90センチ)と、白木(同60センチ)の大小2種類。来年の干支(えと)の「辰(たつ)年」にちなみ、竜が描かれた絵馬と、魔よけを意味する鈴、5色の吹き流しなどが付いている。

8日は、巫女(みこ)たちが、木製の矢に絵馬などを結び付ける作業を手際よく進めていた。同じく縁起物の鏑矢(かぶらや)や矛と合わせ、今月下旬までに計約5千本を仕上げるという。

権禰宜(ねぎ)の新居一城さん(40)は「猿田彦大神は、物事を良い方へ導く『みちひらきの神』。その御神徳を授かり、良い年を迎えていただきたい」と話していた。

破魔矢は、大きいものが1500円、小が千円。今月中旬から授与を始める。