学校再編「教育環境の充実が重要」 鈴鹿市議会で市長答弁 三重

【鈴鹿】三重県の鈴鹿市議会12月定例議会は6日、本会議を再開。矢田真佐美(無所属)、池上茂樹(公明党)、市川哲夫(れいめい)、野間芳実(自民党鈴鹿市議団)の4議員が一般質問した。

この中で、児童数減少に伴う天栄中学校区の学校再編について、末松則子市長は「市の将来を担う子どもたちのあるべき姿の実現のためには、主体的に学び未来を切り開く力を身につける教育内容や複式学級解消による教育環境の充実が重要」とした上で、「教育委員会が提案する教育視点からの子どもたちのことを第一に考えた教育環境づくりに取り組む」と答弁。

さらに「存続派、推進派ということなく、できれば皆さんと一緒に歩みを進めていければ」と述べた。市川議員の質問に答えた。

市教委は令和8年度に合川、天名、郡山の三小学校を「新たな小学校」として再編し、令和14年度を目途に義務教育学校を開校する方針。