横断歩道に念願の信号機 亀山・国道306号、中学生らの通学路 三重

【信号機のボタンを押す三谷校長(右)=亀山市長明寺町の亀山消防署北東分署前横断歩道で】

【亀山】三重県警亀山署は4日、亀山市長明寺町の国道306号亀山消防署北東分署前の横断歩道に新たに設置した、歩行者用押しボタン式信号機の点灯式を行った。

同署交通課の田中孝治課長が立ち会い、市立中部中学校の三谷敏央校長がボタンを押した。

これまで、交通量の多い同所の横断歩道には信号機がなく、朝夕通学で利用するする中学生らは、走行する車両の切れ目の合間に渡ったり、同署川崎駐在所の笹之内潤一警部補が交通整理をするなど危険な横断歩道として長年、中部中学校関係者が信号機設置を要望してきた。

三谷校長は「念願の信号機が付き、安心して渡ることができるが、信号機が青色でも左右をよく確認し、渡ってほしい」、笹之内警部補は「当分の間は、横断歩道で見守ります」と話していた。