四日市泉同好会が日本画作品展 市文化会館

【見応えのある作品が並ぶ会場=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県四日市市の「四日市泉同好会」(清水匡代表)は23日、同市安島の市文化会館第一展示室で「日本画作品展」を開いた。会員16人と、松阪、津教室の9人の賛助作品合わせて100点余を展示している。26日まで。

父鳥が子育てをするというオーストラリアに生息する絶滅危惧種の鳥の親子を描いた、本年度鈴鹿市展入賞作「イクメンのヒクイドリ」、春の訪れを告げるツバキを描いた、令和3年度県展入選作「春ここに」、紅葉の林の枝に憩うキジバト「錦秋」など、見応えのある作品が並ぶ。

同会は50年ほど前に「泉会」として発足、25年前に「泉同好会」とした。清水代表(86)は「会員は画歴3、4年から50年までとさまざまですが、発表に向けて励んだ成果を多くの方々に見ていただきたい」と語った。