700万円詐欺被害 現金と電子マネー、四日市の60代女性

【四日市】三重県警四日市北署は21日、四日市市の60代女性が、架空の未納料金をきっかけに現金と電子マネー計700万円分をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

同署によると、女性は先月9日、NTT職員を装った男から電話で「未納料金がある」などと言われ、近くのコンビニで電子マネーカード40万円分を購入。利用番号を伝えて、利用権利をだまし取られた。

女性は先月26日にかけて、別の男らから電話で「未納料金のせいでウイルス感染した。保険に入る必要がある」などと言われ、同様に電子マネーカード160万円分を購入。宅配便で現金500万円を指定された住所に送った。親族に相談し、今月17日に同署を訪れ発覚した。