松尾消防団長「身に余る光栄」 藍綬褒章受章、亀山市長に喜び報告 三重

【櫻井市長(右)を表敬訪問した松尾団長=亀山市役所で】

【亀山】令和5年度秋の褒章「藍綬褒章」(今月3日付)を受章した三重県の亀山市消防団の松尾幸夫団長(76)=同市下庄町=は17日、亀山市役所に櫻井義之市長を表敬訪問し、受章の喜びを報告した。市消防団長として初の受章。

勤続48年の永きにわたり、消防精神で職務に精励し、率先して教養訓練や技能研さんに努め数多くの災害現場での活動の功績が受章につながった。

松尾さんは「身に余る光栄で、団員皆さんのおかげです。褒章に恥じないよう今後も、団長として務めます」と話した。櫻井市長は「後に続く団員らにとって、誇らしく快挙なこと。これからもよろしくお願いします」とたたえた。

松尾団長は昭和48年4月、昼生地区第三分団に入団後、班長や分団長、副団長を経て、平成25年4月に団長に就任。現在に至る。同30年には、消防庁長官功労章を、今年7月には消防功労者総務大臣表彰を受賞している。