四中工が全国切符 全国高校サッカー三重県大会

【4年ぶりの全国大会出場を決めた四日市中央工=鈴鹿市御薗町のスポーツの杜鈴鹿メイングラウンドで】

【鈴鹿】サッカーの第102回全国高校選手権三重大会は11日、鈴鹿市御薗町のスポーツの杜鈴鹿メイングラウンドで決勝があり、宇治山田商と四日市中央工が対戦。4―0で四日市中央工が勝ち、4年ぶりの全国大会出場を決めた。全国大会は12月28日、東京・国立競技場で開幕する。

四日市中央工のキックオフで試合開始。MFでエースの平野颯汰が前半5分で先制点を挙げたほか、後半31分には4点目を挙げた。

平野選手は「1点目は相手の動きがよく見えてすいすいいけた。4点目は(MF中島の)守備が良かったので右足で流し込んだ」と振り返り、「絶対に先制を取るという気持ちで臨んだ。チームの勝利に貢献できて良かった」と話した。

片岡空良主将は「無失点に抑えたことが今日の勝因」と話し、「全国優勝目指して頑張る」と意気込みを語った。

伊室陽介監督は「両校の良さが出せた素晴らしい決勝戦だった」と振り返り、「(全国大会では)伝統校、県代表としての責任を持って戦う」と話した。

決勝後の表彰式で、大会最優秀選手に優勝した四日市中央工の片岡空良主将、大会得点王に四日市中央工の平野颯汰選手(11得点)、敢闘校に津工がそれぞれ選ばれた。