「チンアナゴの日」にちなみ魅力紹介 伊勢シーパラ、特別水槽や記念撮影 三重

【砂の中のチンアナゴを見ることができる特別水槽=伊勢市二見町江の伊勢シーパラダイスで】

【伊勢】11月11日の「チンアナゴの日」にちなみ、三重県伊勢市二見町江の水族館「伊勢シーパラダイス」は、チンアナゴの魅力や生態を紹介するイベントを開いている。30日まで。

砂の中から細長い体を伸ばすチンアナゴの姿が数字の「1」に似ていることから、日付に最も「1」が多い11月11日を「チンアナゴの日」として、東京のすみだ水族館が平成25年に一般社団法人日本記念日協会へ申請し、認定された。

【チンアナゴになりきって写真撮影を楽しむ来館者ら=伊勢市二見町江の伊勢シーパラダイスで】

伊勢シーパラダイスでは約50匹のチンアナゴを飼育しており、普段は見ることができない砂の中のチンアナゴを見てもらおうと、26日まで特別水槽を設置。トロピカル広場には、チンアナゴになりきって写真が撮れるフォトスポットを設け、来館者が記念撮影を楽しんでいる。

11日午後5時半から、同館の公式ユーチューブチャンネルで、飼育員の安部瑞貴さんが特別水槽のチンアナゴを観察しながら行う特別授業をライブ配信する。安部さんは「チンアナゴの日をきっかけに生態を知ってもらえれば」と話していた。