米国ロングビーチ市長ら16日に来日 姉妹都市提携60周年で四日市市に 三重

【記者会見する森市長=四日市市役所で】

【四日市】三重県の四日市市の森智広市長は7日の定例記者会見で、今年で姉妹都市提携60周年を迎える米国ロングビーチ市のレックス・リチャードソン市長ら13人の訪日団が16―20日に来訪すると発表した。

提携60周年を巡っては、8月11―16日に森市長、市議会の樋口龍馬議長ら6人の公式訪米団が同市を訪問し、市民と交流したほか、同市が市内の公園の一部を整備した「ヨッカイチ・フレンドシップ・ガーデン」に両市の友情の証として、姉妹都市ロゴマークが刻まれた記念プレートを寄贈していた。

昨年12月に就任したリチャードソン市長、市の地域活動担当補佐官、ロングビーチ・ヨッカイチ姉妹都市協会のマイク・ボーン会長、ロングビーチ姉妹都市連盟のスーザン・レッドフィールド会長ら10人は16日夜に来日し、17日午前に森市長、樋口議長を表敬訪問。17日は、両市の交流事業に積極的に取り組む西笹川中学校を訪問し、夜には市内のホテルで開かれるレセプションに臨む。

ロングビーチ港の3人が加わる18日には、開催中のB―1グランプリに参加し、リチャードソン市長がステージ上でご当地グルメを試食するほか、市内施設などを見学。19日には、霞ヶ浦緑地内のロングビーチ公園に設置される、同市をイメージした新遊具の完成セレモニーに参加するほか、四日市港ポートビル視察、市の行事見学、泗水庵でのお茶席体験などを通じて、市民との交流を行う。

森市長は「8月に訪問した際にはおもてなししていただいたので、こちらもしっかりとおもてなしをしたい。既に継続的なつながりがあり、市民にも身近な姉妹都市と感じていただいていると思うが、今回の記念事業で相互の理解と強い絆を深めていければ」と語った。