「ひやむぎパン」開発 四日市農芸高とパン屋ROKI 地元食材で

【来店客(右)に商品をPRする生徒ら=四日市市山城町のマックスバリュ山城店で】

【四日市】三重県四日市市河原田町の四日市農芸高校食品開発コースの3年生7人が、同市本郷町の「パン屋ROKI」と共同で、地元食材を使った3種類の「四日市ひやむぎパン」を開発し、5日に同市山城町のマックスバリュ山城店で販売した。

地産地消をテーマに、同市川北の渡辺手延製麺所のひやむぎと、同市桜町産のカブラを使った。焼きそばパンをイメージしたしょうゆ味の「焼きむぎパン」が350円(税別)、細かく刻んだひやむぎとカブラをカレーの具材にした「カレーパン」が300円(同)、カルボナーラのソースに絡めたひやむぎとカブラを包んだ「かぶボナーラパン」が280円(同)。

この日は各60個を用意。午前10時から販売し、正午すぎには完売した。販売は生徒のうちの3人が参加し、来店客に商品をPRした。ROKIでも6日から今月末ごろまで、販売する予定という。

近俊あすみさん(17)は「地元食材の違った楽しみ方や味わいを知ってもらえれば。たくさんの人に食べてほしい」と話した。