【鈴鹿】28、29日に三重県鈴鹿市稲生町の鈴鹿サーキットで開催する「全日本スーパーフォーミュラ選手権第８戦・第９戦 第22回ＪＡＦ鈴鹿グランプリ」を前に、レースを統括する日本レースプロモーションの近藤真彦会長が鈴鹿市役所を訪問し、末松則子市長にＰＲした。
アジア圏で最高峰に位置するフォーミュラカーレース。今期は国内５サーキットで全９戦実施し、鈴鹿サーキットでは４月の第３戦のほか、今回の第８、９戦が開催される。
歌手でレーシングチーム監督の近藤会長(59)は、４月に就任したばかり。初来庁ということで「庁舎にレーシングカーの写真があったり、モータースポーツ三昧」と驚き、「全国こうなってくれたらうれしい」と笑顔を見せた。
今回のレースの見所については「最終戦になるのでチャンピオン争いのほか、来年に向けてアピールするドライバーたちの走りを見てほしい。土、日で２つのレースを見ることができることも魅力」と話し、「一人でも多くの人に来てほしい」と呼びかけた。
また「鈴鹿市以上にモータースポーツについて考えてくれる自治体はまだ少ない。サーキット周辺の市町を盛り上げるけん引役になってもらえれば」と市に期待を込めた。
末松市長は「モータースポーツの活性化を行政として支える立場で連携していきたい」と話した。