津商高生、あすから韓国訪問 現地でのプレゼン最終練習 三重

【韓国世宗大聖高での発表を練習する生徒=津市渋見町の県立津商業高で】

【津】津市渋見町の県立津商業高の2、3年生10人が、29日から5日間の日程で姉妹校提携を結ぶ韓国世宗市の世宗大聖高等学校を訪問する。27日には現地で行うプレゼンテーションの最終練習があった。

両校は平成14年に姉妹校提携を結び、1年ごとに訪問し合う交流を続けてきた。コロナ禍で令和元年を最後に行き来が中断していたが昨年度はリモート交流を実現。今年は4年ぶりに現地の訪問が再開する。

最終練習では、訪問中に授業で紹介する日本の自然遺産や海洋漂着ごみなどの環境問題についてまとめたパワーポイントを韓国語で説明した。副団長の阪亜依梨さん(18)は「発表のためにいろいろ調べて日本のいいところを知ることができた」と話す。

滞在中は2日間生徒宅にホームステイし交流を深める。2年の若林愛理さん(17)は「ホームステイは1人ずつなので緊張でドキドキするが自分にとっては新しい挑戦」、3年の課題研究で4月から世宗高生とオンライン交流している団長の大原亜依奈さん(18)は「韓国の子は日本にすごく興味を持ってくれていると感じる。交流を通じて食べ物や文化など日本との違いを学びたい」と話している。