三重高虎Jrの松下君「優勝目指し頑張る」 全日本選抜学童軟式野球へ

【櫻井市長(右)を表敬訪問した松下君=亀山市役所で】

【亀山】福井県の福井フェニックススタジアムなどで開催する「PRIDEJAPAN全日本地区選抜・学童軟式野球大会2023福井大会」(11月3―5日)に三重県代表として出場する、学童軟式クラブ「三重高虎Jr」に所属する、亀山市南野町の小学6年生、松下龍樹君(11)は25日、亀山市役所に櫻井義之市長を表敬訪問し、大会への意気込みを語った。

同大会には県として初参戦。三重高虎Jrが県代表として初出場する。同クラブは、小学1―6年生計22人が、毎週土、日曜、祝日に津市久居町のグラウンドで練習に励んでいる。亀山からは松下君1人が所属。両親が毎回、片道約50分かけ送迎している。

小学3年生でクラブに入部した松下君は、俊足を生かし、守備範囲の広いセンターを守り、2番打者として、チームに欠かせない存在として信頼されている。松下君は「応援していただいている多くの人らの思いを背負い、優勝を目指して頑張ります」とし、「夢は、阪神タイガースの中野拓夢選手のようなプロ野球選手になること」と話した。櫻井市長は「万全の体制で試合に臨んで」と述べ、「将来が楽しみです。応援しています」と激励した。