ヴィアティン三重、バレー男子が新体制発表 Vリーグ2部来月4日開幕

【スポンサーの三交不動産・中村充孝社長を挟んで新ユニホーム姿で記念撮影するヴィアティン三重バレーボールの(右から)鳴海宏太、吉田魁成両選手=津市丸之内の三交不動産本社で】

11月4日に開幕する、バレーボール男子の2023―24シーズンVリーグ2部(V2)に出場するヴィアティン三重(後藤大介社長、事務局・四日市市)が25日、スポンサー企業の三交不動産(中村充孝社長)の津市内の本社で新体制発表会と新ユニホーム発表会を開いた。

2024年秋開幕の国内リーグ最高カテゴリー「SVリーグ」の新設に伴い現行最後のシーズンとなる。「私たちの現状では厳しい」と24シーズンのSVリーグ参加見送りを報告した椎葉誠常務取締役は「3年後、あるいは5年後、SVリーグを目指す一歩にしたい」と、全員でV2初優勝を目指す意気込みを示した。

新卒、移籍、昇格合わせて6人の新戦力が加入。昨季まで同じV2の大同特殊鋼レッドスターでプレーしたMB吉田魁成=トプラス=は「ライバルチームとして魅力を感じていた。(26歳の自分より)年下の選手が多いのでチームを勝利に導けるプレーをしたい」と新天地での活躍を誓った。

今月初旬の鹿児島国体では創設初の決勝進出。決勝でV1のJTサンダース広島単独の広島に敗れるもフルセットに持ち込む健闘を見せた。在籍2年目のOH鳴海宏太=コスモテクノ=は「V1のチームと戦えたことは自信になる。課題も明確になったので残り少ない時間で詰めてさらにレベルアップしたい」と話した。