「上げ馬」批判はがき、また届く 三重県教委装い、神事参加者らを中傷

三重県教委は24日、差出人を県教委と装い、多度大社(桑名市)の上げ馬神事(県無形民俗文化財)を批判するはがきが届いたと発表した。「不審なはがきに注意してほしい」としている。

県教委によると、はがきには神事の関係者とみられる約10人の顔写真を印刷。神事の参加者を中傷する言葉もあった。差出人は県教委事務局社会教育・文化財保護課。23日に「宛先不明」で県教委に届いた。

同じ内容のはがきが17日に桑名市の住民に届いたことから、県教委は同じ人物が郵送したとみている。社会教育・文化財保護課は「不確かな情報の拡散や関係者への誹謗(ひぼう)中傷は慎んでほしい」としている。