「高田6年制」60周年祝う 津で記念同窓会、250人歓談 三重

【高田6年制60周年同窓会の乾杯=津市内のホテルで】

【津】高田中・高校(三重県津市一身田町)の6年制設立60周年を記念する同窓会が21日、津市羽所町のホテルグリーンパーク津であった。約250人が出席し、旧交を温めた。

同校は浄土真宗高田派の本山専修寺の隣にあり、真宗高田派の宗門立の学校。江戸時代の専修寺講堂での宗典講義に始まる。中高一貫教育の6年制と高校単独の3年制がある。6年制卒業生は7624人に上る。

同窓会には1期生から54期生までが参加した。全員で合掌礼拝した後、高田学苑樹心同窓会の伊藤清一会長が「ますますの発展を願う」とあいさつ。梅林久高学苑長と鷲尾尚史学校長が近況報告した。

田村憲久衆院議員は「兄も、いとこも、娘も6年制。卒業生は三重、日本を背負って活躍している」と祝い、前葉泰幸津市長が祝電を寄せた。竹上真人松阪市長が乾杯の音頭を取り、歓談した。