「青空お茶まつり」にぎわう 亀山、紙風船飛ばしも 三重

【紙風船を一斉に飛ばす来場者ら=亀山市太森町の茶畑「中の山パイロット」で】

【亀山】三重県亀山市太森町の茶園「中の山パイロット」(約88ヘクタール)で21日、「第25回亀山青空お茶まつり」(同実行委員会主催・宮﨑直紀委員長)が開催され、市内外から訪れた多くの人でにぎわった。

祭りは、広大な茶畑の景観を楽しみながら、亀山茶の生産者と消費者が交流を深め、多くの人に亀山茶を知ってもらうのが狙い。コロナの影響で4年ぶりに開いた。

茶畑の一角に設けた特設会場では、フォトコンテストで入賞した3人への表彰状授与式があった。その後、茶摘み体験や茶葉の手もみ実演、茶葉の天ぷらや煎茶ゼリーの試食、地元農産物の販売や、煎茶と秋番茶、紅茶など5種類の茶を当てる「利き茶クイズ」もあった。

また、来場者約150人が、黄と緑色の紙風船を手に持ち、号令の合図で一斉に空に飛ばした。

宮﨑委員長は「亀山茶をPRする祭りに、市内外から多くの人が訪れ、楽しんでもらえた」と話していた。