現金や電子マネー780万円分詐欺被害 桑名の40代男性 三重

【桑名】三重県警桑名署は18日、桑名市の40代男性が未納料金などの名目で、現金や電子マネー約780万円分をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

同署によると、男性は8月30日から31日にかけて「NTTファイナンス」の職員を装った男らから電話で「サイトの未納料金がある」などと言われ、市内のコンビニなどで電子マネーカード80万円分を購入し、利用するための番号を伝えた。

男性はその後、先月17日にかけて、別の男らから電話で「あなたのスマホがウイルス感染して他人に被害が出た。補償が必要」などと言われ、市内金融機関のATM(現金自動預払機)で現金約700万円を振り込んだ。不審に思った男性が桑名署に相談して発覚した。