コスモスほぼ満開 鈴鹿の農地、かかしも参加 三重

【満開となり見ごろを迎えたコスモスの花=鈴鹿市地子町で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市の飯野地区地域づくり協議会産業振興部(渡邉芳治部長)が、同市地子町の農地を活用して育てたコスモスの花がほぼ満開となり、見ごろを迎えた。

JA鈴鹿本店前の県道沿線にある農地で、広さは約1500平方メートル。景観植物を植えることで農地保全につなげようと、同部に所属する地域の農業委員6人が7月に種をまき、今月初旬から花が咲き始めたという。

そのほか、盛り上げ役として手作りかかし5体も設置した。

花は県道からも目立つ位置に咲いており、連日多くの見物客が満開の花を見たり、熱心に写真を撮影して憩いのひとときを楽しんでいる。

渡邉部長(74)=同市飯野寺家町=は「たくさんの人に花を見ていただくことで地域のPRにもなる」と話した。