自衛隊の仕事を学ぶ 亀山の学童「お仕事研究」 三重

【自衛官の仕事について学ぶ児童ら=亀山市東町の「日の本クラブ亀山東」で】

【亀山】社会福祉法人「日の本福祉会」(三重県四日市市松原町、福士英実理事長)は18日、さまざまな職業の仕事を学ぶイベント「お仕事研究」を開き、県北部で運営する放課後児童クラブ30カ所の児童計約400人に向けて、オンラインで実施した。

恒例のイベントは7回目。今回は、国防・災害派遣などで活躍する「自衛官」をテーマに、自衛隊三重地方協力本部四日市地域事務所の陸・海・航空自衛官が講師を務めた。

亀山市東町の「日の本クラブ亀山東」では、小学1―5年生計20人が参加した。児童らから「仕事でつらいと思ったことはないですか」の質問に、自衛官は「つらい時もあるが、助けを待つ人がいるので頑張れる」と答えた。

同亀山東の小学4年生、奥田結唯さん(10)は「いろんな話が聞けて、自衛官について勉強したくなった」、同福祉会の西崎紀行統括所長は「これからも、さまざまな職業を学び、将来社会で大活躍してもらいたい」と話していた。