杉本(相好ク)、平行棒で銅メダル 世界体操

体操の世界選手権最終日は8日、ベルギー・アントワープで種目別決勝が行われ、男子平行棒で杉本海誉斗(相好体操クラブ)が15・000点を挙げて、初出場で3位入賞した。

千葉県出身の23歳の杉本は日本体育大卒業後の昨年、三重県が拠点の相好体操クラブに加入した。今回の世界選手権は当初男子日本代表の補欠の立場だったが、事前合宿で故障したメンバーと交代で出場機会を獲得すると、団体戦で金メダル、得意種目の平行棒で銅メダルを獲得した。

パリにつなげたい
杉本海誉斗選手の話 納得いく演技ができたのはよかったが、銅で悔しい部分もあります。今後はEスコアを落とさずに、Dスコアを上げていくこと、他の種目での貢献度も高めていくことで、パリ五輪につなげていきたいと思います。