家の中に潜む危険学ぶ 桑名の小学校でリクシル出前授業

【事故を未然に防ぐ方法を考え、意見を出し合う児童ら=桑名市野田の津田学園小学校で】

【桑名】三重県桑名市野田の津田学園小学校で6日、住宅設備メーカーのLIXIL(リクシル)による出前授業があり、6年生49人が家の中に潜む危険について学んだ。

家庭科の授業の一環で、同社安全・品質統括部の片山奈央さん(36)が講師を務めた。片山さんは、交通事故よりも家庭内の事故で亡くなる人の方が圧倒的に多いことを説明。児童らは家の中で起こりうる事故例を紹介したドラマを見ながら、階段からの転落を防ぐためには「手すりを持ってゆっくり降りる」、ヒートショックなどの風呂場での事故には「脱衣所を暖める」などと、事故を未然に防ぐ方法をみんなで考えた。

三原芙実香さん(11)は「家の中でも、いろんな事故が起きることが分かった。気を付けたい」と話した。