コスモス咲き始める 三重・鈴鹿の農地、8日から一般開放

【咲き始めたコスモスの花=鈴鹿市甲斐町で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市甲斐町の甲斐地区浄化センター付近の農地約3千平方メートルで、同町水郷会(勝田早一代表)が育てたコスモスの花が咲き始めた。8日から今月末ごろまで「コスモスまつり」として一般開放する。

同会と甲斐営農組合などの約40人が7月22日、転作で小麦を栽培した跡地に種をまいた。現在は白や赤紫、薄桃色の花がちらほら咲く。天候の影響で、開花は例年より2週間ほど遅いという。

コスモス畑には会員らによる手作り迷路もある。

コスモスの栽培は、地域貢献の一環として毎年取り組んでおり、勝田代表=同市甲斐町=は(74)「背丈は伸びているが開花は遅い。つぼみはたくさんあるので、来週くらいが一番の見頃になるのでは」と話していた。