「チョコぷるん」いかが 四日市商高生と地元菓子店がプリン共同開発 三重

【生徒と明月堂が共同開発した「ししょうチョコぷるん」=四日市市尾平町の四日市商業高校で】

【四日市】マーケティングを学ぶ四日市商業高校(三重県四日市市尾平町)の3年生16人が地元の菓子店「明月堂」(同所)とコラボし、チョコレートプリン「ししょうチョコぷるん」を開発した。

プリンとムースの2層仕立て。生クリームとココアで同校の制服のリボンの絵をあしらったクッキーがのっている。「課題研究(マーケティング実習)の授業で、5月から開発に取り組んだ。子どもにも楽しめるお菓子にしようと考案し、試食を重ねた。9月28日に生徒や教職員に向け校内で販売すると、用意した60個がすぐに完売し、「甘くておいしい」と好評だった。今月21日のイオンモール津南(津市)で開催される県産業教育フェアや、同29日に四日市市中心部である「四日市まちなかマルシェ」、11月18日にはマックスバリュ山城店(四日市市山城町)でも販売する。価格は280円くらいになるという。

【校内で開発したチョコプリンを販売する生徒ら】

明月堂の店主、小林覚さん(59)は「高校生らしさがよく出ている」と評価。開発に携わった生徒の一人、野村芽以さん(17)は「味はもちろん、見た目もかわいく、子どもたちに喜んでもらえると思う。ぜひ味わってみてほしい」と話した。