丹生の7社寺、御朱印めぐり あすからスタンプラリー 三重・多気町

【「丹生宿てくてく七巡り」をPRする実行委員会】

【多気郡】三重県多気町丹生の社寺7カ所を訪ねる御朱印スタンプラリー「丹生宿てくてく七巡り」(同実行委員会主催)が10月1日から始まる。期間は同月末まで。

丹生宿は和歌山別街道の宿場町。七巡りのイベントは年間を通して集客しようと平成28年に始め、5回目。コロナ禍のため4年ぶりとなる。丹生神社や丹生大師神宮寺など寺院6カ所と神社1カ所を巡り、約四キロを歩く。

今年は丹生神社鎮座1500年と空海誕生1250年、立梅用水通水200年が重なり、記念行事が10月に集中するため、会期をこれまでの1日から1カ月に延長した。

御朱印スタンプを全てそろえるとヴィソン本草湯入湯券とナギの葉のお守りを贈る。スタンプ帳(税込み500円)は物産販売&ランチ「ふれあいの館」や農村バイキング「まめや」で販売する。

丹生で発掘されていた水銀原料の「辰砂」を神宮寺で10月7、14、18、28日に展示し、同20日には「山門ライトアップ&竹灯ろう」を実施。近長谷寺の十一面観音立像拝観ツアー(同25日、2千円)や「語り部と歩こう 丹生宿七社寺巡りツアー」(同28日、千円)を開催する。

実行委員会の中野修会長(58)は「丹生地域の名物イベントとして親しまれてきた。地域一体となって取り組む」と来場を呼びかけている。

問い合わせは実行委員会事務局=takigurashi@gmail.com=へ。