![web08◎P説・第九回20歳未満喫煙防止協議会で関係機関が情報共有](https://www.isenp.co.jp/wp-content/uploads/2023/09/afa5f1c4b2e573faf0e3cfdbaec0a1cb.jpg)
【津】「第9回県20歳未満喫煙防止協議会」が28日、三重県津市羽所町のアスト津であった。県たばこ販売協同組合、県警、県など構成10団体から11人が出席した。
社会全体で20歳未満の喫煙を防ごうと同組合が関係団体に呼びかけ年1回実施。コロナ禍での中止を経て4年ぶりに開いた。成人年齢の引き下げにより今回から協議会名称の「未成年者」を「20歳未満」と変更した。
会では構成団体の担当者がこの1年の活動を報告。日本たばこ協会は全国の中学・高校へのポスター配布、県たばこ販売協同組合は関係機関と連携した街頭啓発キャンペーンなどを紹介した。
県警はこれまで減少傾向にあった少年非行が令和五年に増加に転じているとし「不良行為少年は8月末現在喫煙が前年同期の約1・2倍」などと報告した。
日本フランチャイズチェーン協会は、酒類・たばこ購入客との年齢確認時のトラブルが昨年度、全国2万1000余店で発生し、「購入者に年齢確認証明書提示義務を負わせるよう法令・条例の改正検討を願う」と要望した。