児童ら交差点の渡り方など学ぶ クミ化成が交通安全教室 亀山

【クミ化成三重工場の社員2人(右端)が先生として実施した「交通安全教室」=亀山市東丸町の西村学修舎で】

【亀山】自動車・二輪部品の設計・製造・販売「クミ化成三重工場」(亀山市菅内町)は27日、同市東丸町の学習塾や放課後児童クラブを運営する「ニシムラ」の西村学修舎に出向き、西村放課後クラスの1―6年生計31人を対象に「交通安全教室」を開いた。

同社は8月から、地域社会貢献の一環として市内の放課後児童クラブ4カ所で同教室を実施している。

この日は、同社総務課女子社員2人が先生を務め、DVD「できるニャンと交通安全を学ぶ低学年歩行編」を映し、道路や交差点の危険性についてクイズ形式で問いかけ、「横断歩道を渡るときは、右、左、右を見て、安全を確認して手を挙げて渡りましょう」と促した。

また、安全で正しい自転車の乗り方について「車道の左側を走行し、ヘルメットも着用しましょう」と呼びかけた。

小学三年生の奥地凜子さん(8つ)は「いつも横断歩道を渡るときは安全を確認して渡っています」と話していた。

同社総務課の木田幸次課長は「今後も子どもたちを中心に、教室を継続していく」と見守っていた。