ハンドルキーパーモデル店に「丸福」指定 亀山の居酒屋 飲酒運転根絶

【指定書を持つ尾﨑店主(右)と中川係長=亀山市東御幸町の居酒屋「丸福」で】

【亀山】三重県警亀山署と亀山地区交通安全協会は22日、亀山市東御幸町の伊勢志摩直送の海鮮居酒屋「丸福」(尾﨑薫店主)を「ハンドルキーパー運動推進モデル店」に指定した。期間は同日から3カ月間。

同所で指定書の交付式があり、尾﨑店主に同署交通課の中川稔也係長が指定書を手渡した。

同運動は、飲酒運転根絶に向け、酒を提供する飲食店で飲酒をする場合、友人同士や会社の同僚、家族が飲食店の協力を得て飲まない人(ハンドルキーパー)を決め、飲酒した人を自宅などに安全に送り届ける。

尾﨑店主は「お酒を飲む人は代行運転や駐車場に車を置きタクシーを利用しています」とし、「飲酒運転根絶に向け、指定書はお客さまが見える入口のカウンターに置きます」と話した。中川係長は「飲酒運転は絶対しないという推進を広めてください」と協力を仰いだ。