藤波、パリ五輪へ レスリング女子、四日市出身

セルビア・ベオグラードで20日に行われたレスリングの世界選手権女子53キロ級で、四日市市出身の19歳の藤波朱理(日体大)が決勝進出を決め、来年のパリ五輪代表を決めた。初の五輪出場。いなべ総合学園高校3年時の2021年以来の世界選手権優勝を懸けた決勝は21日にある。

五輪階級で5位以内の選手の国・地域にパリ五輪の出場枠が与えられる。日本レスリング協会では世界選手権で3位以内が確定した選手を五輪代表に内定するとしている。

藤波は4試合に勝ち、17年9月からの連勝を126とした。準決勝でギリシャ選手を下して銀メダル以上が決まり、日本協会の五輪代表選出の基準を満たした。