【伊勢】全国から個性豊かな招き猫約1万体を集めた「来る福招き猫まつり」が、三重県伊勢市の伊勢神宮内宮近くのおかげ横丁で開かれている。多彩な表情の招き猫たちが、横丁各所で来場者を出迎えている。29日まで。
語呂合わせで「来る福」と読める9月29日の招き猫の記念日に合わせて開き、29回目。
大黒ホールの「招き猫現代作家展」は、現代を代表する11組の作家が出展し、ユニークな一点物の作品などが展示販売されている。別会場では、各地の伝統的な招き猫をそろえた「郷土玩具招き猫展」や、作家による実演、白い張り子に絵付けするオリジナル招き猫づくりなどもある。
飲食店9店では、招き猫をデザインした小皿がもらえる限定メニューを用意。28、29日は、招き猫の山車やみこしが練り歩く「招き猫巡行」がある。29日午前9時29分からは、縁起物「吉兆招福鈴」を929人に配布する。
広報担当者は「今年は29(ふく)回目で、福が重なる縁起のいい年。多くの人に催しを楽しんでほしい」と話している。
問い合わせは同横丁=電話0596(23)8838=へ。