2023年9月19日(火)

▼三重県民からの寄付を基金にボランティア活動を支援する県外郭団体での審議で、ある申請が保留になった。子ども食堂を運営するための食器類などの購入資金を申請したのだが、その管理体制が問題になった。申請者は食堂経営者で、営業に使用している食器類との区別が、申請書からは読み取れなかった。営業支援にならないかが懸念されたのだ

▼以前、議論になったケースがあった。サロン活動で新しい場所を求めることになったグループが古民家を借りることになり、改築費用や周辺整備の費用を申請したが、古民家の所有者が、グループ代表の近い縁者だった。賃貸という不安定な契約が、継続して利用できるかどうかに不安を残す。近い将来、縁者を利することにならないか。善意のグループを相手にしているとはいえ、浄財を配分する以上、扱いは慎重になる

▼結局、さらなる調査が必要となったのだが、子ども食堂の方は、完全な別管理という説明で承認された。3連休になって敬老の日(18日)がすぐには分からなくなった。3日間に増えたという考え方もあろうが、記念日という性格から、的が絞りにくいというのは、せっかくの思いをはせる機会が薄れる

▼市町村の社会福祉協議会の訪問介護が、5年間で13%減という。配食サービスも廃止する自治体が目立つ。高齢者率が29%で世界最高になり、そこら中高齢者になって、特別にサービスなどしていられなくなったか。志ある民間業者との協業を探り、そのためにはある程度の“役得”を与えることも一つの方法とボランティア活動を見て考えてみた。