【亀山】三重県の亀山市防火協会（岩田久次会長）は15日、同市野村４丁目の消防庁舎で、令和５年度防火ポスター審査会を開き、最優秀賞に市立亀山東小学校４年、岡村優希君の「じゅんびＯＫ！ 消火グッズと気をつける心」が輝いた。
優秀賞には市立野登小学校６年、上田敬也君の「正しい使い方が命を守る」を選んだ。また、同防火協会長賞には、亀山東小学校の豊田明里さん、消防長賞は亀山南小学校の山ノ内詩音莉さん、教育長賞は関小学校の山田怜君のいずれも小学４年生が選ばれた。
審査は、市内11小学校の４―６年生が描いたポスター計83点の中から、着眼がはっきりして分かりやすい▽色彩や形など人の目を引きつける▽独創性があり子どもらしい―などを基準に、岩田会長や中原博教育長、平松敏幸消防長のほか、女性防火クラブ会長ら計12人が行った。
平松消防長は講評で「火災の怖さを強調したり、火災原因を分かりやすく表現するなど、いずれの作品も防火の意識を高めようとする強い思いが伝わった」とし、「最優秀、優秀賞の作品は文字やイラストが丁寧に描かれており、色彩の表現も人の目を引く作品だった」と述べた。
受賞者の表彰は10月14日、市文化会館で開催する「防火フェア２０２３」で行う。
受賞者以外の入選20人は次の皆さん。
宮川礼、安孫子敬、中道千、水川愛唯、西村夢夏、荒井すず、柴田菜央、田中章詠、坂井優翔、植松勇晴、栗本統吏、中川颯太、小林蓮叶、林太陽、草川栞奈、竹田佑奈、中村来渡、原冬馬、松永華乃羽、直江泉希