児童に掃除のコツ伝授 三重交通コミュニティ、藤水小学校で出前授業

【掃き掃除のコツを聞く児童ら=津市藤方の藤水小学校で】

【津】三重交通グループでマンション・ビル管理を行う「三重交通コミュニティ」(川村則之社長)は15日、津市藤方の藤水小学校で清掃業務についての出前授業を開き、6年生の2クラス計47人が授業を受けた。

出前授業は、同社の社名変更を記念する行事の一つで、主要業務である清掃の奥深さや大切さについて子どもらに伝えることが目的。

川村社長はあいさつで、「藤水小学校はとてもきれい。清掃が行き届いていると良い印象を与えることができる」と述べた。

授業では同社スタッフらが「掃除は上から下、奥から手前へ」といった基本を伝えた後、ほうきは床の目に沿って使うことや、トイレ掃除は拭く場所によってタオルを複数枚分けて使うことなどを子どもたちに実演しながら説明した。

授業を受けた藤原陸さん(11)は「大人になってからも役に立つことが学べて良かった。これから掃除の時間は計画を立ててやっていきたい」と感想。

同校の平松有吾校長は「子どもたちが改めて清掃の大切さを学べる機会になれば」と期待した。