園児ら手作業で稲刈り体験 ゆたかこども園

【保育士と一緒に鎌で稲を刈る園児=伊勢市御薗町で】

【伊勢】三重県伊勢市御薗町のゆたかこども園の園児らが14日、近くの田で、手作業でもち米の稲刈りを体験した。

園児たちは5月、地元の御薗まちづくり協議会や御薗商工連絡協議会のボランティアの協力で田植えを体験。ボランティアが栽培を管理し、順調に生育し収穫を迎えた。

この日は、3―5歳児の約190人が交代で稲刈りに挑戦。保育士と一緒に鎌を持ち、もう片方の手で稲の根元を持って、慎重に刈り取った。活動は、食育と地域交流が目的。

収穫したもち米は、11月ごろ、園で餅つきをして、みんなで食べるという。稲刈りを体験した島田蒼士君(6つ)は「こんなに大きいお米に育ってすごい。稲刈りは楽しかった。食べるのが楽しみ」と笑顔で話していた。