鈴鹿市観光案内所のF1仕様 日本グランプリを前にガラス面ラッピング

【F1仕様にラッピングされた壁面=鈴鹿市白子駅前の市観光協会で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで22日に開幕するF1日本グランプリを前に、同市白子駅前の市観光案内所のガラス壁面がこのほど、ラッピングを施してF1仕様になった。12月中旬まで。

鈴鹿F1日本グランプリ地域活性化協議会と同市観光協会による取り組みで、ことしで2回目。

開催機運の醸成とともに、フォトスポットとして活用してもらうことで、F1開催地となる市の魅力を発信するのが狙い。

駅前のロータリーから見えるよう、建物東側のガラス4面を使って施工したラッピングは、縦1・65メートル、横4・6メートルの大きさ。

デザインは4分割してあり、昨年のワールドチャンピオンであるレッドブルのマックス・フェルスタッペン選手やアルファタウリの角田裕毅選手のマシンなど、4台の写真が並ぶ。いずれも鈴鹿サーキットが提供した。

同協会は「白子駅に降りたときに『F1のまち鈴鹿』の雰囲気を感じてもらいたい。世界的に見てもF1が開催されるまちは少ないので、市のPRになれば」と話した。