体操少年女子上位目指す 鹿児島国体、相好ク所属の暁高生

【県高校総体でゆかの演技を披露する鈴木(暁高)=5月】

団体戦形式で行われる体操競技。本県からは少年男子、少年女子の2種別で県代表が出場する。いずれも相好体操クラブ所属の暁高校生。中でも少年女子は、今年8月、北海道で行われた全国高校総体(インターハイ)団体戦で、昨年の4位を上回る3位入賞を果たしたメンバーを擁して、再び全国の上位を目指す。

インターハイに続いて国体メンバー入りを果たしたのは片岡麻美(暁高1年)、鈴木望未(同2年)の2人。このうち鈴木はインターハイ女子個人総合でも3位入賞した。

今年春の全国高校選抜個人総合優勝などの成績で後輩たちをリードする岡村真(同3年)は23日に中国・杭州で開幕のアジア大会に出場するため国体参加を見送ったが、残るメンバーでインターハイ同様前年(4位)を上回る結果を残したい。

8月、普段練習する四日市教室で開かれた結果報告会見で「個人総合の予選、決勝で大きなミスなくまわれたことは自信につながる」とインターハイを総括した鈴木。岡村に代わる大黒柱として迎える国体へ、「演技と行動で皆を引っ張り、団体優勝を目標に頑張りたい」と闘志をみなぎらせた。