中国籍の女性、振り込め詐欺被害 松阪、「中国の警察」を名乗る男に 三重

【松阪】三重県警松阪署は14日、多気町の中国籍、20代女性が、中国の警察を名乗る男などから「国際詐欺グループの仲間として疑われている」と中国語で電話を受け、保釈金の名目で現金100万円をだまし取られたと発表した。特殊詐欺事件として捜査している。

同署によると、7日午後2時50分ごろ、女性の携帯電話に着信があり「あなたの身分証が国際の詐欺に使われている」「保釈金を払わなければ強制送還とパスポートを剥奪する必要がある」などと言われ、松阪市内の金融機関に設置したATM(現金自動預払機)から、相手に指示された口座に現金を振り込み、だまし取られた。

後日、会社の同僚や上司に相談して発覚した。