FC伊勢志摩に活動資金寄付 明和町「河田フェザー」 三重

【河田社長から目録を受けた小倉理事長兼監督(右)=伊勢市神久のイセヤ家具で】

【伊勢】三重県中南部を拠点に活動する社会人サッカーチーム「FC伊勢志摩」へのクラブ活動資金の寄付贈呈式が12日、伊勢市の家具店「イセヤ家具」で開かれた。

使わなくなった羽毛布団を回収して再資源化し、収益金を伊勢や志摩市の災害支援活動に寄付する「UMOU災害支援プロジェクト」の一環。プロジェクトに協力するFC伊勢志摩に感謝を込め、明和町の羽毛素材メーカー「河田フェザー」が2万円を贈った。

同プロジェクトには、伊勢、志摩両市の32の企業団体が参加。FC伊勢志摩は、ホーム試合会場で羽毛布団の回収を呼びかけたり、リサイクルを啓発するなど活動している。

贈呈式で、河田フェザーの河田敏勝社長が、FC伊勢志摩の小倉隆史理事長兼監督に手渡した。河田社長は「CO2排出量削減のためにも羽毛の回収を広めたい。不要なものを捨ててしまうのではなく、地元のチームを応援する力に変えたい」とあいさつした。小倉理事長兼監督は「微力だが活動に協力したい。地域の応援あってのクラブ。上を目指して頑張りたい」と感謝した。